アフリカ活動報告|ジェンベの木再生実験やバオバブの村クルイサでの活動|NPO法人ダンカダンカ

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ジェンベ大いなる創造主は人間を作る前に、
先ず 太鼓をつくったという口承伝承がセネガルにはあります。
太鼓をつくる時、ラウベ(伝統的木彫り師)は森にでかけ堅くて大きな木を探します。
そして その木の精霊に鶏を捧げ、許しのお告げがでて、
始めて 木を切ることができたといいます(セネガル・タンバクンダ県)。



 

アフリカの森にジェンべの木を返そう! プロジェクト

ジェンベ

太古の昔から、地球のあちらこちらで、人は大きな丸太を刳りぬいて動物の皮を張った太鼓をつくってきました。円錐、円筒、とっくり、さかずき、ゴブレット型などさまざまな形の太鼓が伝承され、人の暮らしを豊かにしてきました。
そのなかでも、西アフリカの伝統太鼓ジェンべは音楽としてだけでなく信号や言葉の代り、病気の治療にも使われます。 ジェンベはその社会の象徴的な存在とも言えるでしょう。

20世紀後半、アフリカのミュージシャンが世界で活躍するようになり、ジェンベの音も伝統的社会から外へと飛び出しました。そして、その圧倒的な音は先進国の人々の心を捕らえ、たくさんのジェンベ愛好家を生みだしました。
臼や杵、家の建材としての現地の需用に加え、先進国でジェンべの需要が急激に増え、ゆっくりゆっくり育つ堅くて大きな木がアフリカの森から消えていきました。


その土地の人や動物の食料や薬にもなるこれらの堅くて大きな木は、二酸化炭素を吸収して地球温暖化を防ぎ、私たち生物が生存しやすい地球環境をつくります。遠いアフリカの森は私たちと?がっています。
DANKADANKAは、西アフリカ・セネガルで、現地の人々が自分たちの力で木を再生していく“仕組み”を探求・構築する支援をし、その若き担い手たち(change agents)を育てます。そして、いつの日か 国境を超えて、この木を再生する動きが広がっていく事を願います。

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ジェンベの木
ジェンベの木(book)
ジェンベには現地でジェンベと呼ばれる マメ科の木がつかわれます。
この木は年間降雨量800ミリ以上を必要とするため、雨の多いセネガル南部に自生しています。


学  名: コルディラ ピンナータ Cordyla pinnata
現地名:

バンバラ語 Duguta, Dugura 
ジョラ語 Bu tiu, Kupokotin
プル語 Duki
セーレー語 Nar
ウオロフ語 Dim, Dimb


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活動地域

セネガル地図クルイサ
クルイサ村:活動の拠点
マンゴー農園と共同作業場がある。
活動資金とチェンジエージェントを育成する

シンチャンクンダーラ
シンチャンクンダーラ村:
現地の人々による木の再生知識と経験を蓄積中

再生地域
ジェンベの木の再生地域:
年間降雨量 800ミリ以上の地域に再生活動を
普及していく



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