七千の島が浮かぶ フィリピンの七番目に大きな島、・ミンドロ島には太古の昔からマンギャン族が住んでいます。
南端のブララカオ州に住むのは豊かな手仕事文化の伝承者 ハヌノオ・マンギャン族。
食糧を自給する焼畑農耕民ですが、生産量は少なく1年のうち3ヶ月は食糧難に見舞われます。
はじまり 1996年
マンギャン族の女性たちは、周囲に生えている椰子の葉で見事な籠を編みあげます。
腰機で布を織り、とても丹念な刺繍を施した手縫いの上衣を纏います。
髪や腕にはビーズの飾りが。手仕事の技に優れたマンギャン族の女性たちから
日本で彼女たちのクラフトの販売をするよう頼まれました。
これまでの活動
豊かな手仕事文化の伝統を記録、保存、活性化して現金収入UPをめざす女性たちの
主体的なグループができる事を目的にマンギャン族女性のエンパワーメントプロジェクトを
極小予算で継続しました。
・マンギャンクラフトの商品開発とマーケティング
・家計簿・帳簿づけ・会計の練習
・生活識字(女性の健康) ユーマイの話(教材作成)
・ミンドロ島にある素材をつかって商品化の試み
(野生コーヒー ・カカオ ・ココナッツ油 ・蜜蝋ローソク)
めざしたゴール 2006年