先住民バンクへの道DANKADANKAは1996年より、東ミンドロ島最南端 ブララカオ州に住むハヌノオマンギャン族と相互に学びあう
パートナーシップを育みながら、彼らが直面している経済的貧困を打開するための試行錯誤を一緒に続けてきました。
そしてその長い暗中模索のなかから、「先住民バンク」への道が、今、浮かび上がっています。
先住民バンク
担保がなく銀行からお金が借りられないマンギャン族のためのマイクロクレディット。
現地では「ウダマン」と呼ばれています。
責任感が強く自主独立の気風に溢れたマンギャン族は
小さなチャンスを確実に育てていきます。
10年の試行錯誤の体験は ティワラ (信頼)で結ばれたマンギャン族の自助組織 ドウブレ カマン が芽生える土壌になりました。会計や記帳などの技術はまだまだですが、運営方法や利息、参加者の選別などを自分たちで決めます。
今までの試運転期間、返済率は100%を誇り、毎年 すこしづつ大きくなっています。
私たちはこの小さなウダマンが確実に成功する方法を今、模索中です。
そして それが見つかったとき、同じ境遇にいるミンドロ島全島のマンギャン族に広げていきます。
先住民バンク参加者
2009年8月開始「先住民バンク」参加者 貸付額4,000ペソ(11人) 新規参加者2,000ペソ(5人) 年利率10%
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4,000ペソ 約9,000円